「土木の絵本シリーズ」全5巻は、当センターの公益事業として「国づくりの歴史」や「土木の仕事」を広く理解していただくため、次代を担う子供たち、また小学校や図書館等に無償で頒布しているものです。
第1巻~第4巻は在庫切れとなっています。第5巻は日本工営株式会社のご厚意により増刷することができました。学校、企業等で活用を希望される方は対応させていただきます。
※最近、類似本が有償で出回っておりますが、当センターの事業とは一切関係がありませんので、お知らせします。
〜青山 士・八田 與一・久保田 豊〜
明治時代に日本の近代土木を確立したパイオニアの一人、広井勇は、東京大学土木工学科教授として多くの教え子たちを育てました。そのなかに、師・広井の薫陶を受け、夢をいだいて海をわたった三人の土木技術者、青山士・八田與一・久保田豊がいました。彼らは、人類のため、地球のための土木事業に献身的に生き抜いた真の国際人、地球人でした。
では、彼ら海外で名を馳せ、いまもそれぞれ活躍した地元で感謝される土木技術者たちは、なぜ、はるばる海をわたり、どのような土木事業をおこなったのでしょうか。この絵本は、その謎をとくために、土木工学や歴史の研究にもとづいて描き、編さんしました。
私たちの暮らしをとりまく風土や環境、社会資本や産業を学ぶための教材として、また国づくりの歴史や土木の仕事を広く理解していただく一助になればと、「土木の絵本シリーズ」に引きつづき、アニメーションと実写映像によるビデオシリーズを企画いたしました。土木の絵本同様、土木の分野ですぐれた仕事をした人物を描き、自然や時代とかかわった歴史をたどることで、これからの人と社会のお役にたてば幸いです。小・中学校の「総合的な学習の時間」などにご活用ください。
「 文部科学省選定」 「土木学会選定」
各巻カラー・20分(VHS)

〜農民のために命をかけた「行基」のおはなし〜
その昔、奈良の時代、荒れはてた伊丹台地(兵庫県)に水を引き、貧しい農民たちの暮らしをたすけたお坊さん「行基」の物語です。古代のお坊さんは、人々に仏教の教えを広めただけでなく、中国などの文化をとりいれてさまざまな貢献をしました。土木の仕事もその一つです。でも、どうしてお坊さんが、土木の仕事を行ったのでしょうか?


〜「信玄堤」のおはなし〜
いまから、460年ほど前、甲斐の国(現在の山梨県)ではたび重なる大洪水にたえず悩まされてきました。まわりを山に囲まれたこの国では山に降った雨が川にそそいで暴れ川となり、甲府盆地を何度も水の中に沈めてきました。この時代、この国を治めていた甲斐の領主、武田信玄は、みずから多くの土木工事をおこない、なかでも「信玄堤」をつくった土木技術は今日にもうけつがれています。


〜日本で最初に鉄道を走らせた「モレル」のおはなし〜
明治のはじめ(1872年)東京・新橋〜横浜まで初めて鉄道が開通しました。そのかげには忘れてはならない、多くの「おやとい外国人」の活躍がありました。鉄道の敷設は日本の近代化に欠かせない大きな土木事業でした。このために明治政府は一日も早い完成をめざし、1870年イギリスの鉄道技術を導入、ロンドンから28歳のエンジニア、エドモンド・モレルを招き日本の鉄道の第1ページを開きました・・・。
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