地域の浸水対策

-ゲリラ豪雨対策など総合的な雨水排水対策の推進-

近年、地球温暖化等の影響により、短時間で局地的に大量の雨が降るいわゆる"ゲリラ豪雨"が多発し、都市化の進展と相まって、都市に降った雨が河川等に排水できずに発生する「内水氾濫」の危険性が高まっている。洪水を未然に防ぐために、これまでは主に河川の破堤や溢水による「外水氾濫」を想定して対策が講じられてきたが、それだけでは都市の安全性は確保できなくなっており、ハード・ソフト両面からこれまで以上に実効性のある浸水対策が求められている。こうした現状を踏まえ、「地域の浸水対策研修」はゲリラ豪雨対策など総合的な雨水排水対策を中心テーマに、事業制度、取り組み事例、演習、現地研修、グループ討議などを組み込み、5月27日~29日の3日間、地方自治体、建設コンサルタントから42名が参加して実施された。

現地研修風景(地域の浸水対策)

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