私たちの東京はどのように建設されたのでしょうか。徳川家康の江戸建設、明治維新後の近代化、関東大震災からの帝都復興を画期に、ゆかりの土木遺産を専門家とめぐります。
<第1回> 7/12(木) 10:30~13:00 14:30~17:00
関東大震災からの復興 ~東京の礎をつくる~
講 師 | 福島秀哉(東京大学工学部) |
概 要 | 関東大震災からの復興(帝都復興事業)にあたって、当時の土木エンジニア達はどのような都市を実現しようとしていたのでしょうか。橋梁、街路、公園など、現在も東京の礎となっている帝都復興事業の成果を巡り、当時のエンジニア達の思いに触れます。 |
見 学 ルート |
復興橋梁(清洲橋、永代橋)、濱町公園、復興小学校など |
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永代橋と清洲橋(「橋梁設計圖集 第二輯」復興局土木部橋梁課昭和3年7月より) |
<第2回> 8/9(木) 10:30~13:00 14:30~17:00
東京駅と高架鉄道 ~赤煉瓦と赤絨毯~
講 師 | 小野田滋(鉄道総合技術研究所) |
概 要 | 日本で最初の本格的な高架鉄道として完成した東京~浜松町間の赤煉瓦高架橋と、復元工事中の東京駅、その周辺の東京中央郵便局、三菱一号館などを訪ね、明治、大正、昭和の東京の歴史をたどります。 |
見 学 ルート |
東京駅丸の内北口~東京駅~行幸通り~中央郵便局~丸ビル~三菱一号館~有楽町付近 |
東京中央停車場
<第3回> 9/13(木) 10:30~13:00 14:30~17:00
大江戸八百八町 城下町建設の舞台裏 ~日本橋を歩く~
講 師 | 阿部貴弘(日本大学理工学部) |
概 要 | 家康の江戸建設から四百年。その基盤は、21世紀の東京にもしっかりと受け継がれています。八百八町ともいわれた巨大城下町江戸は、はたしてどのように建設されたのか。江戸・東京の中心地、日本橋を舞台に、城下町建設の舞台裏を訪ねます。 |
見 学 ルート |
東京駅日本橋口~道三堀跡~常盤橋~日本橋駿河町~日本橋地下歩道~日本橋室町~日本橋 |
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『武州豊嶋郡江戸庄図』 (東京都立中央図書館東京誌料文庫所蔵) |
■受講料 | 土木学会会員・NHK文化センター会員9,450円 一般11,340円 (※各回1回受講あり。会員3,990円 一般4,620円) |
■お申込み・ お問い合せ |
NHK文化センター青山教室 TEL:03(3475)1151 URL:http://www.nhk-cul.co.jp/school/aoyama |