特集 『義務教育で教えたい土木』
■巻頭エッセー 建材がなければ学校は建たないのに
小山内美江子(シナリオライター・JHP学校をつくる会代表・熱海国際交流協会会長)
■インタビュー
教育界へのアプローチに向けて
いま、土木教育の可能性はどこにあるのか
谷川彰英(筑波大学副学長・日本社会科教育学会会長)
■インタビュー
土木の視点から見た小学校社会科の教科書
堀畑仁宏(東京書籍(株)小学社会編集長)
■義務教育で教えたい土木の授業とは
-土木は科学でちりばめられている-
田中輝彦(「土木の学校」理事・神戸大学非常勤講師)
■社会科と土木の密接な関係について 〜教材に土木を取り入れる一視点〜
飯國信行(島根大学教育学部附属中学校教諭)
■地域課題を取り入れた授業実践
新保元康(札幌市立山の手南小学校校長)
□まちの色 風土の彩り
住民に伝播した学校の共育活動
葛西紀巳子(アメニティ&カラープランナー)
□日本の原風景 活きつづける農業土木遺産
海岸沿いの農業と強風対策の発達
静岡県のサツマイモ栽培
後藤 治(工学院大学教授)
二村 悟(工学院大学後藤研究室客員研究員)
小野吉彦(写真家)
□散歩考古学 大江戸インフラ川柳
下駄さげて通る大家の枕元
松本こーせい(イラストライター)
□新河相学堂からのメッセージ
河川そのものが河川技術の手本であり、河川工学の師である
高橋裕(NPO法人新河相学堂学頭・東京大学名誉教授・国際連合大学上席学術顧問)
□縮小時代・地域づくりの知恵
市町村合併-小さな山村の地域づくりの心意気
佐々木正((財)国土技術研究センター情報・企画部主任研究員)
□測量地図今昔 〜もっと測量と地図に親しみを〜
酒と女と地図を愛した男
山岡光治(「オフィス地図豆」店主)
□KEYWORD
国土交通白書2008より
□OPEN SPACE
リサイクルと上手につきあう
ももせいづみ(クリエイター)
働く動物たちの活躍
後藤歩(ライター)
□教育現場を訪ねて
身近な歴史遺構が人をつなぎ、時間をつなぐ
江戸時代の造成地「吉田新田」を教材にした横浜市立立野小学校の社会科授業
□大地の履歴を読む
イザベラ・バード『日本奥地紀行』
“旅の準備”に見る土木の風景
□ほん
『シナリオ構想力実践講座』
『70年代アメリカン・シネマ103』
『モビリティ・マネジメント入門』
『「地名」は語る』
□INFORMATION
地質リスクマネジメントのシンポジウムを開催 ほか
□業務案内
「技術検定試験」/「建設研修」/「監理技術者講習」/「刊行図書」/「札幌理工学院」 |