土木工事の多くは、少なからず建設発生土の処理がつきものですが、皆様の担当する土木工事で発生土受け入れ先からの要請、若しくは自主的な土砂検定により、環境基準を上回る結果が出てきたら、どのように対処しますか。
本研修では、改正土壌汚染対策法の概要、主に自然由来による汚染土壌についての国土交通省や地方自治体における取組や対策事例などの講義を通じて、また、職場における汚染土壌課題についてのグループ討議などにより、汚染土壌対策に必要な知識を修得することを目的としています。
(受講された方々の声)
・普段、業務をしていても馴染みの薄いテーマであったが、土木屋として知っておかねばならないことであると再認識しました。
・今まで概要は理解していましたが、実務に即した法解釈、事例の紹介、対応のフローを教えていただき、希望以上の内容を修得できたと感じています。
・本研修は、今までのセミナーと比べ非常に実務的で有意義でした。土壌汚染対策法そのもの、実際の業務で直面するであろう問題への対策、数々の技術的手法の紹介など、今後の業務に必ず活かせるものと確信しています。
1班受講者5名による「建設発生土の汚染対策の取組みについて」のグループ討議
駒井講師による「地方自治体・企業における自然由来重金属等の問題」の講義
盛田講師による「川崎市における土壌汚染対策法改正後の対策事例」の講義