まちづくりにあたって、地域住民の参加を得ながら進めていくことは、単にまちづくりに関する計画の立案だけでなく、それが実現された後の施設等の維持管理においても必要不可欠となっています。
住民参加によるまちづくりは、それを企画・運営する地方公共団体等の行政機関、特に市町村が果たすべき役割は大きくなっています。
こうしたことから、都市計画に関する計画・事業の立案等における住民参加について、それを進めるにあたっての留意点やワークショップの企画等に関する知識を修得することを目的しました。
研修では、住民参加を進めるにあたって、対象とする計画や事業に応じて、参加していただく住民の方々やそこで検討する内容等について、事例も踏まえて学ぶとともに、住民参加の企画にあたっての留意点等について、グループで討議しました。
また、具体のワークショップの進め方について、受講者、自らがワークショップに参加する形を取りながら、グループで検討しました。
さらに、平成23年度の研修では、実際に住民参加によるまちづくりに参加して活動されている方々をお招きし、それぞれの取り組み、そこでの課題などについて発表していただくとともに、これからの住民参加のあり方についてパネルディスカッションを行いました。
ワークショップ(グループでの検討)
グループでの検討結果の発表