プレゼンテーション・スキルに関する研修は、色々なところで実施されていますが、本研修では、行政や民間の職員の方を対象に、事業計画等の住民への説明、設計や施工時の技術提案、業務紹介や技術紹介、各種の企画提案、会議での発表・報告、研修の講師、その他多様なプレゼンテーション機会において、関係者や交渉相手に対する効果的なプレゼンテーションを行うための基本から応用までを「講義」と「実習」を組み合わせた実践的な研修となっています。
(過年度受講者の感想)
・講義でポイントを学んだ後に、実演やグループワークを行う本研修は、大変有意義だった。
・エゴグラム等を通じて自分を客観的に見る機会は貴重な体験だった。
・自分の発表をビデオで見たり、講師や受講者全員から指摘をもらったことが一番良かった。
・研修の内容、講師の進め方など飽きさせない工夫がされており、最後まで楽しく受講でき、今まで受講した研修の中で最も役に立った。
1日目最初の講義から、グループワークの開始です。全ての単元が、講義でポイントを学習した後、実習となっています。まずは、導入として、「建設プレゼンテーションとは何か」をグループワークの中で議論し、模造紙にまとめていただいて発表してもらっています。 |
エゴグラムの自己分析を通じて、自分の再発見をします。グループワークでは、自分の「弱み」を書き出し、他のメンバーからそれを長所に変えてもらいます。楽しく、盛り上がったところで、「聴く」グループワークを経て、自己紹介を通じての「自分を伝える」コミュニケーションスキルを実習します。 |
グループワークでは、講師が各グループを回ってアドバイスやヒントをくれますので、その場で、ポイントの理解が深められます。また、1分プレゼンでは、自分の発表をビデオで見て「自分を知り」、全員から「1誉め、1注意」をメモでもらいます。講師の一言と含めて、受講生にとって、実践的な実習となりました。 |
講義全てが、実演やグループワークが中心となっているため、メンバーのコミュニケーションもあっという間に形成され、最終日のプレゼン発表に向けてのグループワークも楽しそうに進んでいます。誰が発表者になるか直前までわかりませんので、みんな一生懸命です。 |