海岸整備のポイント
-津波対策の現状と維持管理を含む今後の方向性-
東日本大震災が起き、南海トラフ等の地震による大規模津波の発生が懸念される中、昨年6月、海岸法が一部改正された。平成11年以来、15年ぶりとなる今回の改正は、海岸の防災・減災対策を強化するとともに、海岸の適切な維持管理の推進が骨子となっている。平成26年度新規研修「海岸整備のポイント」は、海岸法の改正趣旨を踏まえながら、講義やグループ討議を通じて実務の場面でポイントとなる海岸整備の知識・ノウハウの修得を図るもので、昨年10月29日~31日の3日間、地方公共団体職員、コンサルタントを中心に24名が参加して実施された。
